「Obey Me!」はNTTソルマーレ株式会社様が提供するスマートフォンゲームです。日本では未配信で、英語圏に向けマーケティング~制作・サービス提供をする本作では、ユニークな制作方法が採られています。英語圏市場にウケるコンテンツを企画するのは日本人。シナリオも日本語で執筆し、翻訳して組み込んでいるのです。ひつじぐもではその一部シナリオを担当しています。
概要
ゲームの舞台は魔界の学園。
メインキャラクターは、七つの大罪になぞらえた7人兄弟の悪魔たち。
そこに強制的に人間代表の交換留学生として迎えられたプレイヤーに課せられたのは、悪魔たちを服従させること!
危険で魅力的な悪魔兄弟たちとチャットや電話でコミュニケーションをとったり、アルバイトをしたり、魔界でのリアルな学生生活を楽しもう!
ゲームシステムはカードバトル
7人兄弟の力を借りて、カードバトルで悪魔を倒します(=クエスト)。
ゲームのメインサイクルは、
チームを選んでカードバトル
→カードの収集
→カードの育成
バトル後の反省会では、悪魔たちに鞭打つのもご褒美としてプレゼントを渡すのもプレイヤー次第!
個性的で魅力的なキャラクターたちに時に振り回され、時に振り回しながら、自分だけの魔界ライフを彼らと送りましょう。
日本市場と英語圏市場のカードゲームの違いとは?
日本では、ランキング上位のソーシャルゲームはほとんどがカードゲームであり、ガチャでカードを輩出させるマネタイズが主流です。
北米をはじめとした英語圏では、ガチャやルートボックスといったあたりはずれ要素のあるシステムは法規制の兼ね合いもあり、また文化的にもいまいちウケないというのが通例でした。
これはカードゲームとコレクション要素に切っても切れない縁があるからで、一部のアツいファンやマニアでないと収集心を刺激されない、ゆえにガチャ課金されないといった事情もあるようです。
ただ、海外市場でもアツい乙女ゲームファンが大勢いて、カードゲームそれ自体に抵抗があるわけではないことがわかります。
この「Obey Me!」にはキャラクターからの電話やメッセージを始めとしたコミュニケーション機能が充実しており、熱意のあるプレイヤーからすれば、カード収集関係無く新たな推しの一面を知られるのはとても嬉しいことですよね。(通常、カードゲームではカードを集めることで新たなシナリオが解放される)「ガチャ課金しなくても楽しめるカードゲーム」は今後海外の乙女ゲーム市場を狙う大きなポイントかもしれません。
あらすじ
主人公はある夜、夢を見る。
たすけて……たすけて。
わるいやつらにつかまってるんだ。
きみは特別だから
きっとぼくをたすけられるよ。
おねがい。
ぼくをみつけて。
見知らぬ少年の声が遠のき目が覚めると
そこは法廷のような場所。
裁判長席の青年の厳格な声が響く。
ようこそ、悪魔生徒会へ。
我々は人間(きみ)を歓迎する。
担当
一部シナリオ
クライアント
NTTソルマーレ株式会社
メディア
iOSアプリ / Androidアプリ / 公式サイト